MSYS で色々コンパイルする準備


msysDVLPR最新版
をいれる。

簡単な手順。

  1. msysDVLPR 最新版をダウンロード
  2. msys インストールフォルダ(おそらく /どこか/msys/1.0)を適当な名前で適当な場所にコピーする。ここでは /d/tmp/msys_d/1.0 としておく
  3. msysDVLPR をそのコピーしたフォルダ(/d/tmp/msys_d/1.0)に展開する。bin や lib が上書きされるはず
  4. /etc/fstab から MinGW へのマウント(/mingw)をコメントアウトする。コンパイラとか msysDVLPR のものを使う

あとは /d/tmp/msys_d/1.0/bin/sh.exe を実行する。

MSYS で GNU screen

MSYS で GNU screen を使う。

コンパイルには GNU のオリジナルパッケージ(screen-4.0.3.tar.gz)とcygwin のパッチ(screen-4.0.3-1-src.tar.bz2)が必要である。これらは適当なミラーサイトからダウンロードする。また、前準備として必要なら(安定版の MSYS を使っているならおそらく必要) crypt と ncurses をインストールする。下のエントリの termios.h の修正も必要。

そして以下のようにコンパイル、インストールする。

$ tar xvzf screen-4.0.3.tar.gz
$ tar xvjf screen-4.0.3-1-src.tar.bz2
$ sed -e 's/__CYGWIN__/__MSYS__/g' screen-4.0.3-1.src.patch > screen-4.0.3-1.src.patch.msys
$ patch -p1 -d . < screen-4.0.3-1.cygwin.patch
$ patch -p1 -d . < screen-4.0.3-1.src.patch.msys
$ cd screen-4.0.3
$ autoconf
$ CFLAGS="-DNCURSES_STATIC" ./configure --prefix=/usr/local
$ make && make install
$ cp /usr/local/bin/screen /usr/local/bin/screen.exe
$ mkdir -p /var/run
$ touch /var/run/utmp
$ touch /etc/ttys

注意点として、.screenrc の改行が CRLF だと読み込みが上手くいかないかもしれない。
適当に LF だけにしたほうがよいと思われる。